Google Analytics API を使ってディレクトリごとにドリルダウンする

フロントエンドエンジニアの関です。

リモート環境整備として椅子の検討を数ヶ月間予算や材質など検討した結果、現在バランスボールに座って仕事をしています。 ちなみにvivit社内でも希望者はバランスボールに座って仕事ができます。

弊社が運営しているキャンプ場検索サービス hinata spot で、よく見られているキャンプ場の一覧を作りたいということになり、PVランキングのような仕組みが必要になりました。

幸い当サービスでは特定のディレクトリをドリルダウンしていけば特別に解析タグを用意したりせずにキャンプ場ページのPVランキングを取得できる構造になっているので、今回は Google AnalyticsCore Reporting API を使ってコンテンツのドリルダウンを行います。

developers.google.com

API クエリは Query Explorer で実際にレスポンスを確認することができます。

ドリルダウンでPVを取得する

example.com/hoge/ 配下のPV順を見たいと仮定し、まずはパラメータから出します。

  • start-date: 30daysAgo*
  • end-date: yesterday*
  • metrics: ga:pageviews
  • dimensions: ga:pagePathLevel2
  • filters: ga:pagePathLevel1==/hoge/

* 期間は任意です

filters: ga:pagePathLevel1==/hoge/ で配下を見たいディレクトリを絞り込み、 dimensions: ga:pagePathLevel2 でその直下のディレクトリを見るといった具合です。

ドリルダウンということで更に example.com/hoge/fuga/ 配下を見たい場合は dimensionsfilters を以下のように書き換えます

  • dimensions: ga:pagePathLevel3
  • filters: ga:pagePathLevel1==/hoge/;ga:pagePathLevel2==/fuga/

Google Analytics Webコンソール上でディレクトリを下っていくように、ディレクトリを指定してその直下を見るというイメージで下っていくことができます。

最後に

hinataはWebメディアの枠を超え、実店舗や各種リアルイベントでもアウトドアの良さを発信しはじめました。

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参考

jamesdoc.com