社内転職してアプリエンジニアからデータエンジニアになった話

はじめに

こんにちは、技術開発部 事業横断チーム データエンジニア(自称)の多田です。
今はデータエンジニアを自称しておりますが、入社時はアプリエンジニアでした。
今回は、この経緯を話そうかと。

なんでデータエンジニアに?

キッカケはSlackのちょっとした呟き

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ある日の私の分報チャンネルにて
​ エンジニアは皆分報チャンネルを持っていますが、使い方としてはTwitterに近いです。
↑の私の呟きを当時の開発部部長が拾ってくださいました。

すかさず返信したところ…

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事業方針など色々相まって翌月にはデータエンジニアに社内転職いたしました!!
(流石に最初は既存業務との兼任でしたが)

もうちょっと文脈を説明すると

当時アプリエンジニアだった私ですが、アプリチームで各種データの可視化があまり出来ていませんでした。
データ自体はFirebase及びGoogle Analytics4で取れていたため、あとは可視化するだけ。
前職では社内SEとしてなんでも屋さんだった私、データポータルをBIツールとして社内導入した経験がございます。
データパイプラインだけでなくデータポータルの社内用マニュアルを作る程度にはデータポータルに精通しておりまして、空いた間で各種イベント数やUU数を可視化してみたのです。

「データ可視化…楽しいな…もっとやりたいな…」といった気持ちで生まれたのが、上記呟きでした。

実際何やってるの?

やれる事からやってみよう

さて、いざデータエンジニアになったものの、社内に分析チームがあるわけでもなく、実質1人です。
データエンジニアは何が出来るか、何を求めていいか誰も分からない状態でした。

そのため、兎にも角にもやれる事からやってみました

それはデータの可視化です。

さて、データ分析の大まかな流れは

収集 → 加工 → 蓄積 → 可視化 or 活用

の4ステップです。

弊社のサービスはほとんどがWebサービスなので、PVやセッションなどの基本的なデータはGoogle Analytics(以降, GA)で収集・蓄積ができていました。

しかし、「可視化」はGAの管理画面を使うか、それをスプレッドシートに手動でエクスポートするなどが主でした。
そこで私は思いました。。。

これ、データポータルでもっと便利にできるのでは…!?

データポータルについて簡単に説明すると、
Google無料で提供しているデータ可視化サービスです。
下図のようなレポートをエクセルやパワポ感覚で作れます。

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データポータルレポートサンプル

かつ、下図にあるようなGoogleのサービスとノーコードで接続する事ができます。
データは基本的に自動同期です。
そのため一度レポートを作ってしまえば、そのレポートは常に最新のデータを参照するようになります。
もちろんGAとも接続出来るため、弊社にはピッタリの可視化ツールでした。

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データソース接続先一覧

そこからは

東に案件毎にGAから値をコピペしてクライアントレポートを作っていた営業あれば、
それをデータポータルで自動化し、
西にGAをスプレッドシートにエクスポートして表を作っているマーケターがあれば、
データポータルでその2つを混合させたデータソースを作った

そんな感じで時は過ぎ、可視化を依頼されることも増えハッピーですね!!
でも、、、、

可視化業務からの脱却

何を隠そう、私はデータエンジニアです(自称)
このままではBIエンジニア、どころかデータポータル屋さんになってしまいます。

データポータルを触った事のある人なら分かると思うのですが、ITリテラシーが高い人であればバリバリ使いこなせてしまうのです。
弊社は業種問わずGAを見る人が多いですし、スプレッドシート奉行も多いです。
そう、非エンジニアでも結構ITリテラシー高い人が多いのです。

そこで可視化業務を分散すべく、データポータル講習会を開催しました!

各部署でデータポータルのレポートを作って回ったおかげか、参加者は全社員の2/3にもなりました!!! 🎉🎉🎉
そうして可視化依頼も減り別の業務に手を出せるようになりまして…

今後は…データ活用じゃあああ

最近は蓄積されたデータの「活用」にフォーカスを当てています。
今までは「可視化」までしか手が回らず、その先である課題の解決まで行った事がありません。

弊社にはメディアの記事データや、レンタルサービスの商品・顧客データなど、活用しきれていないデータがたくさんあります。
次の目標は記事や商品のレコメンドシステム構築ですっ…!!

エンジニア積極募集中です

「〇〇したいです!」と言ったら、「いいじゃん、やってみよう」と返ってくる、それがvivitです。
まあもちろん軌道に乗りかけてるプロジェクトの最中とかは難しいですけど。
そもそも風通しが良いので、こういった希望はかなり言いやすい環境だと思います。

そんな自由闊達なvivitでは、エンジニアを大大募集中です。
(データエンジニアの募集はまだないのですが。。。)
カジュアル面談もやっておりますので、是非にmm

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