フロントエンドエンジニアの関です。
vivit株式会社では書籍購入補助制度を導入しており、一定の条件はありますが申請すれば補助が出ます。
今回はその制度を活用して購入した書籍のレビューを公開したいと思います。
「1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座」です。
こんな人におすすめ
著者のおすすめ
- これからWebサイトを作り始める初心者
- HTMLとCSSを基本から学びたい人
- 美しいデザインのWebサイトを作りたい人
- Webサイト制作の最新技術を学びたい人
- 初心者向けにWebサイト制作を教えている人
読了後の体感
- Web開発者・Webデザイナーと一緒に仕事をする人(後述)
読了までにかかる目安時間
読み切る時間としては約2h、実際に手を動かして確認する箇所もあるので丁寧にやるともっと掛かりそう。
全く初めてという方は一日少しずつ数日かけて覚えていく感じになるかと思います。
読了後、身に付く知識
- Webサイトが閲覧できるとはどういうことか、基本的な構造が理解できる
- HTMLとCSSを使って一般的なレイアウトのWebサイトの作り方を理解できる
購入の経緯
私は実は新卒からバックエンドエンジニアとして3年程やっていて、転職を機にフロントエンドエンジニアに転向しフレームワークを使ったプログラミング的なサイトの構築はできるようになりました。 しかし、サイトを構築するにあたり基本的なマークアップやスタイルの作法をすっ飛ばしているので、流用や見様見真似のいわゆる「なんとなく」でやっていたのが恥ずかしながら実情でした。
個人的な信条として説明できない、根拠のない実装はなるべくしたくないのでこのタイミングで改めて入門しようと、調べ物でいつもお世話になっている Webクリエイターボックス の Mana さんが書いたこの本を購入しました。
内容について
この本の軸は、架空のカフェ「WBC CAFE」のWebサイトを実際に作る過程を一つひとつ要点を抑えながらHTML、及びCSSの基本的な使い方を紹介していくところにあります。 HTMLタグの説明を機械的に紹介していくリファレンスのような技術書ではなく、かなり実践的な手順で進行していくので手応えはあると思います。
また「こんな人におすすめ」として私が「Web開発者・Webデザイナーと一緒に仕事をする人」を挙げた理由にもなりますが、カフェのWebサイトを構築し始めるにあたり「『Webサイト』って何?『Webデザイン』って何?」という点について「Webサイトがどのように作られなぜ見られるのか」を平易な言葉選びで懇切丁寧に解説していたり、見やすい・使いやすいWebサイトを作るための「色使い」や「言葉選び」などのあまり技術的過ぎない部分も解説されているので、Web開発者・Webデザイナーと一緒に仕事をするにあたり高い解像度でコミュニケーションが取れるのではないかと思いました。
数ヶ月もすれば廃れていくくらい流れのある技術で、一過性な最新技術だけでない「考え方」まで学べるので入門から中級の振り返りまで役立つ一冊だと思いました。
最後に
vivit株式会社では各種ポジションでエンジニア採用を行っています。
アウトドア好きでも、もちろんそうでない方も是非一度覗いてみてください。